市役所にて

税務証明申請書

先日、相続登記のご依頼がありました。
相続登記というのは、亡くなった方の名義になっている不動産を、相続人の名義に変えるというものです。
こういった所有権を移転する登記を申請する場合に必要な登録免許税は、固定資産の評価額によって決まります。
そのため、市役所で「固定資産の価格通知書」というものを取って、登記申請に添付する必要があります。



通知書は、申請書に現在登記されている所有者と該当の不動産所在地を記入すれば、本人でなくとも司法書士が取得することができます。
もちろん登記のご依頼があることが大前提ですが。

以前にも相続登記を申請することがあったのですが、その際、申請書にいくつもある不動産を全部書くのが面倒で不動産の物件欄に「被相続人●●のものすべて」と、書いて出していました。
すんなり通知書がもらえました。
結果3回ほどこの方法で取得したと思います。

ところが、その次同じように「被相続人××のすべて」と書いて持っていったときのこと。
受付で何やら数人が協議を始め、その後言われたのが
「これでは受付できないです。全部不動産の物件書いてください。」
「え!前はこれで出してもらったんですが。」
「これではだめなんです。」
………。
よりにもよってこの方が所有していた不動産、6,7個あったんです。
これでもらえると踏んでいたため、不動産の所在地全部は覚えておらず、物件全部記入するには事務所に戻らないと分かりません。
なぜ前回まで取れたのか、なぜ今回はダメだったのか教えてもらえないまま、わざわざ資料を事務所まで取りに戻りました。
これが1カ月ほど前のこと。

つい先日、今度は不動産を数十個所有していた方の相続登記がありました。
前回の教訓を生かし、申請書に書ききれない不動産所在地全てを一覧にして、別紙として持って行きました。
「この方不動産がたくさんあるので、書ききれないため…」
と、別紙を出しかけると
「あ、じゃあ物件ひとつだけ書いて、その後ろに『他』と書いてもらえればいいですよ」
え、それでよかったんですか!!?
ちまちま別紙を作っていたのが一気に空しくなりました。

ルールがあるのは致し方ない所なんですが、どういう形ならOKなのかNGなのか、さっぱり分からなくなってしまいました。
担当者の方ごとに、「本来はダメだけど便宜的に出してあげる」とか「規定通りでないと受け付けない」とか色々あるんでしょうか。
なんにせよ、対応は統一してほしいなあと思った一件でした。

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