司法書士の見積り

晴れていても突然のゲリラ豪雨のような雨に翻弄されている今日この頃です。
お客様への訪問のタイミングで降られると、悲惨な濡れっぷりでお邪魔する羽目になります。
今週は穏やかですが、急な曇り空が広がるとドキドキしています。

時々ですが、突然「〇〇の手続をしたいのですが、大体の見積もりを出してもらえませんか」とご連絡をいただくことがあります。
最近たまたまそういったことが重なりましたので、今日は司法書士のお見積について書きたいと思います。

司法書士の仕事には色々と種類がありますが、中でも一番多いのは登記の申請代理だと思います。
なので、突然のお見積のご依頼も登記の内容が多いです。
「相続の手続をしたい」「個人間で土地を売買したい」「会社の役員を変更したい」等々…。
登記申請の際には登録免許税という税金がかかります。
司法書士は登記を申請する時にお客様を代理して納付するため、お客様から登録免許税をお預かりすることになり、通常お見積というと、司法書士の手続費用に加えてこの登録免許税をはじめとした実費分を含んだ金額をお伝えすることになります。
(仮にご自身で申請したとしてもこの登録免許税は変わることはありません。)
この登録免許税というのが曲者で、登記の内容・対象不動産の評価額・担保設定の金額等々の内容によって大幅に変わってしまうのです。

同じような相続の手続でも、20万円の人もいれば100万円の人もいます。
その違いは単に登録免許税が10万円だったか90万円だったかの違いだけで司法書士の手続内容と費用には何も影響していないことがあります。
また、同じ所有権を移転する登記でも、原因が相続なのか売買なのか贈与なのかで税率は変わります。
もちろん、複雑な手続であるとか、書類を余分に作らなければいけないとか、諸々司法書士の手数料部分が変動する要因はいくつもあります。
司法書士のあるあるだと思いますが、そういった変動要因に加えて全く予想がつかない登録免許税部分を含んだ費用について、情報がないまま「大体・一般的な金額でいいので教えてください」というご相談は、お答えのしようがないので実は一番困ってしまうお話でもあります。
他の士業と比べても珍しいくらい、司法書士は大きく実費部分が変動してお見積額に影響していると思います。

当事務所では、とりあえず費用だけ知りたいというお客様にも可能な限りご対応しておりますが、上記の理由により概算でもなかなか金額を出せないケースがほとんどです。
決して出し惜しみ(?)をしているわけではありません。
お客様にはどうして金額が出ないのかとご参考(になるか分かりませんが)にしていただけるような情報はお伝えしておりますが、せっかくご連絡をいただいても意味がないと感じられてしまうと私としても残念です。
ご希望の手続内容次第で必要な情報は変わるので一概には言えませんが、不動産の登記をご検討の方はその不動産の市町村による固定資産評価額のわかるもの、会社・法人の登記をご検討の方はその会社の登記簿謄本をご用意いただけると、具体的なお話ができる可能性が高くなります。
お見積をご希望の方は、ご連絡くださる前に是非お願いできればと思います。

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